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第1回 貞徳忌俳句大会

第1回 貞徳忌俳句大会 結果報告

令和元年11月10日(月)、妙満寺において“俳諧の祖”松永貞徳(1571~1653)の遺徳を偲んで「第1回 貞徳忌俳句大会」が行われました。
当日は秋晴れの好天に恵まれ、約100名の参加者が見守る中、事前に投稿された500句を超える俳句から4つの優秀作品(貞徳賞・妙満寺賞・実相寺賞・貞徳の会賞)と7つの選者賞が選ばれ表彰されました。受賞した俳句は下記の通りです。
ご応募いただいた皆様に心より感謝申し上げますともに、ぜひまた来年も奮ってご参加たまわりますようお願いいたします。次回以降の募集要項につきましては、当山ホームページにおいてご案内いたします。

受賞句

優秀作品
貞徳賞
一服の父柿を剥く鎌で剥く
高見京子(大阪)
妙満寺賞
円満の秘訣りんごの剥き上手
村田あを衣(京都)
実相寺賞
日本の怒り集まる唐辛子
前田ゆきお(奈良)
実相寺賞
水母浮く水族館に授乳室
小枝恵美子(大阪)
選者賞(あいうえお順)
浅井惇介賞
掛軸がことりと音を今朝の秋
橋場千舟(大阪)
小西雅子賞
鬼百合や愛は愛でもこれではない
山本真也(京都)
鈴鹿呂仁賞
向日葵の人を裏切ること知らず
吉田星子(京都)
坪内稔典賞
貞徳忌揺れてわたしと柿のジュレ
川島由紀子(滋賀)
外山安龍賞
父の恋いろはにほへと柿をむく
平きみえ(兵庫)
名村早智子賞
貞徳の掛け軸前に秋惜しむ
藤野雅彦(京都)
西谷剛周賞
駅弁はひっぱりたこ飯明石駅
千坂希妙(大阪)
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